水槽がセットできたら、いよいよ熱帯魚を水槽へ投入することになる。水槽へ入れる熱帯魚はお決まりになっているだろうか?かわいいグッピーだったりはたまた大胆にもアロワナを投入しようと考えているのだろうか?
このときはワクワク感でいっぱいで早く投入したいはず。だが、この熱帯魚の投入にも一作業があるので焦らず慎重に行う必要がある。
水を安定させているし熱帯魚がきちんと生活できるようになっているのに何ですぐに投入ができないのか?と考える方もいるだろうが、熱帯魚が一番死にやすいのがこの水槽へ投入するときなのである。
自分の水槽がしっかり安定しているといっても、熱帯魚を買うショップの水槽の水と一緒ではない。熱帯魚をそのまま自分の水槽へ入れてしまうと熱帯魚に大きな負担を与えてしまって病気になって死んでしまうのだ。熱帯魚は水の変化にもっとも敏感なので、熱帯魚を飼育するにあたって熱帯業を投入することは一番慎重に行わなければならない作業となるのだ。
この水槽への投入によって熱帯魚の寿命がある程度決まってくると言えるだろう。
なので、ここで熱帯魚の投入の際の流れを紹介していくので、しっかりと覚えておくようにしよう。
最初は丈夫な熱帯魚で
水槽に入れるのは目当ての熱帯魚からではなく、体が丈夫で値段も安いような熱帯魚から投入するのがいいだろう。その時によく使われる熱帯魚がアカヒレやネオンテトラなど。ネオンテトラは丈夫で値段が安い上に綺麗な熱帯魚だ。10匹くらい買っても1,000円でお釣りがくる場合もあるほど。このような熱帯魚は少しくらいの水の変化にはある程度頑丈なので、オススメだ。
水温・水質合わせ
熱帯魚をショップで買うと、基本的にはビニール袋などに入れられる。このビニール袋を開けずにそのまま水槽に入れて30分くらい置いておく。そうするとビニール袋の中の水温と水槽の水温が一緒になる。
水温が合ったら、次にビニール袋を開けて、その中に水槽の水を少しだけ入れていく。このことで水槽の水質をビニール袋の中の水質と慣らしていく。水を入れたら30分くらいそのままにして、これを3回くらい繰り返す。
これで水質も一緒になるので、熱帯魚を水槽に移していく。このとき、水槽を新しくセットしたという場合ならビニール袋の水も一緒に水槽の中へ移そう。ショップの水にはバクテリアも十分に繁殖しているので、水槽のバクテリアも増えてくれる。
水槽は以前から用意してあって、熱帯魚も既に飼っているという場合はビニール袋の水は入れないほうがいいだろう。ショップの水に雑菌などがいる場合もあると困るので熱帯魚だけを移したほうがいいだろう。
これで一週間くらいは熱帯魚の様子を観察してみよう。元気に泳いでいれば投入は大成功だ!おつかれさまでした。以上が熱帯魚の飼育を始める際の基本的な流れになっている。焦らず慎重にやっていけば誰でもできることなので、失敗のないようにしてもらいたいところである。
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Last update:2023/5/22